フィギュアの作りかた
しばらく前に出たAIR(フランスの2人組)のアルバム『Pocket Symphony』(amazon.co.jp)を聴きながら、ブックレットをしげしげ眺めている。メンバーふたりと思しき人物の半透明のオブジェというか人形が、テーブルの上やいろんなところに配置されている写真の数々。
大きさは、一見5cmくらいに見える。だとしたら、静岡の田宮模型が生んだプラモデルの世界標準縮尺、1/35ですね。いや、でも本当はもっと大きくて、背景にはデザイン段階ではめ込まれているのかも。
ところで原型師が手彫りしたのかな。いや、本人たちを3Dスキャニングして、そのデータから自動切削したのかもね。原型師、というか彫刻家の存在をまるで感じさせない無機質さがあるし。思えばYMO『増殖』のジャケ写は、本当に手作り感満点だった。
いや、よく考えればオブジェが実在するとも限らないな。3Dスキャンデータがあれば、これくらいの絵は作れるかも知れない。いや、作れるだろう。
とまあどうでもいいことを考えているうちに、肝心の音のほうは心地よく耳もとを過ぎ去っていった。プロデューサーのNigel Godrichの存在ばかりが感じられて、僕はAIRのふたりの存在感にうまく気づくことができなかった。ありゃ。もう一度聴いてみよう。でも、この存在感のなさと無機質さ…。
ジャケデザインと音が、よく合っているとも言える。
(これからしばらく、1エントリは10分以内で書ける長さ、という自分ルールでいってみます)
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コメント
フィギュアの作り方というマニアックな視点、笑っちゃいました。たしかに気になるオブジェですね。画像処理かも…ていう気もしてきます。
このオブジェの磨き上げられた質感が、アルバム冒頭の音とぴったりシンクロしているのが印象的でした。が、全体的にはひたすら心地よく流れていく感じですね。
投稿: skysong | 2007年4月17日 (火) 08:36
>Skysongさま
ははは。プラモ好きだったりするもので。
確かに、ビジュアルを含めてトータルコンセプトのよくできたアルバムだと思います。
エッジや引っかかりは少ないけれども本当に心地いいです。
投稿: kensuke | 2007年4月17日 (火) 20:11