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2007年5月11日 (金)

『ストーカー』

 3曲目が始まったとき、重々しいホーン(?)のイントロに思わずこれ伊福部昭?ゴジラ?と身を乗り出してしまい、いや気のせいかと思って続きを聴いていたら、なんだか知らないヤサ男さんとのデュエットになりました。

 Bjork : Volta

Volta

 明らかにBjorkに対して張り合えてない、てか彼女の下僕風のこの男性ヴォーカルは誰なんだろうと思ってブックレットを見てみたらantonyとしか書いてない。すいません、誰ですか? 歌詞はシンプルでいいなと思ったら、アンドレイ・タルコフスキーの映画『ストーカー』imdb)に引用されていたフョードル・チュッチェフの詩から採った、とちゃんと書いてあって、旧ソ連のモスフィルムとなぜかFox lorber videoの著作権表示がある。モスフィルムはともかく、Foxが何で関係あるの。あ、英語訳の権利って意味か。

 それにしても『ストーカー』ですか!
 映画には確かに詩の引用があった。ような気がするがよく憶えていない。ストルガツキー兄弟の原作には、別に詩の引用はなかったよな…と思って確かめたくなったが原作の邦訳本がどこにあるのやらわからず。実家かな。だな。無性に映画が観たくなるが、DVDを持っていない。日本でリリースされているのはロシア製のディスクで、字幕がどうにもあやしい。

 それ自体は著作権の切れている詩をわざわざそうまでして使うBjorkは、やっぱり映画版の『ストーカー』が好きなのかな。と思った。ビョークとタルコフスキー。唐突だけれど、なじむ。

 アルバムそのものは、アイディアいっぱい変則リズムいっぱいで、とても楽しい。Bjorkは変わらない。

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