大量傷心歌曲集
ANNIE LENNOX : SONGS OF MASS DISTRUCTION
シングル(→拙記事)に続いて、ソロ4作目のアルバム。歌詞カードを眺めながら聴く。
パワフルに歌われる、思い通りにならない人生の歌。ソウルフルに歌われる、別離の歌。ダンサブルに歌われる、伝わらない想いの歌。基本的に「傷心」ポップ・アルバムだった。ということは今までどおり。タイトルとジャケから予想していたのは、「21世紀の戦争」のイメージ。でも、それをストレートに思わせる曲は7曲目『Lost』…だけかな。
EU版の2枚組を買ったのだが、ディスク2に「commentary」というのが入っている。インタビューかモノローグだと思って聴いてみたら、なんとアルバム全11曲が再びそのまま収録されていて、曲の途中でANNIEさんがコメントをかぶせて喋る! 映画のDVDでは普通の手法だけれど、音楽CDでこういうのは初めて出会ったよ。でもANNIEさん、特に変わったことを言うでもなく、ひたすらそれぞれの曲の心模様について淡々と語っている。アルバムタイトルの真意が読み取れないか…と思ったが、諦めた。5曲目の『Womankind』でゲストがラップを披露しているのだが、最初は自分でやろうと思ったけれど娘に止められたというコメントで、ちょっと笑う。
ついことばに捉われて聴きはじめてしまった僕が、無粋だった。理屈はもうやめて、ANNIEさんの圧倒的な声に身を委ねることにします。
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