Lighten up, Morrissey
SPARKS : EXOTIC CREATURES OF THE DEEP (amazon)
早くもSPARKSの新作が出てました。
Ronald兄の音は、前作『Hello, Young Lovers』(→拙記事)の流れをひいた端正なテクノ+ピアノ+おおげさな交響楽、そしてRussel弟の歌は、ますます御歳を感じさせない素っ頓狂なオペラ唱法。なんか21世紀になってから妙に絶好調なんですが、大丈夫ですかご兄弟。しかもフジロックに来ちゃうんですと?
彼らの歌詞には、たまに固有名詞が出てきます。
かつてアルバム『Balls』(2000年)にはその名も『AEROFLOT』なる曲が入っていて、20代の頃に東欧に行きやすいのと単に安いからという理由でアエロフロート(当時はソ連国営航空)を何度も使っていた僕には、懐かしさと笑い涙なくしては聴けないという大爆笑名曲でした。
そして、この新アルバムには『Lighten up, Morrissey』なる曲が…。
はて、Morrissey。
あのMorrisseyですよね。映画監督のポール・モリセイという可能性も一瞬考えましたが、イントロの妙にThe Smithsっぽいギターや、「僕はTボーンステーキ食べたいのに彼女はひとごろし(Murderer)とか言って夕食につきあってくれない」なんて歌っているので、間違いなくあのMorrisseyですよね。「モリッシーがあんなにモリシっぽく(Morrisseyesque)さえなければ、彼女は僕の欠点を見逃してくれるかも知れないのに」なんて歌っています。
Lighten up, Morrissey,
Lighten up, Lighten up,
Lighten up, Morrissey
「僕を助けて」って感じ?「もっとバカになってよ」って感じ?それとも「一緒にがんばろうね」?
そもそもこれってリスペクトしてるのかうらやましいのか、微妙におちょくっているのか、僕の英語力ではよくわからない。でも、「愛情」は感じます。まあ、ニュアンスわからないというなら、他の曲もひねりすぎで全部わからないんだけどね。
ところで、『Balls』以来の正式ドラマー、Tammy Glover嬢もしっかり参加していました。前回の来日ライヴ(→拙記事)に来ていなかったので心配してましたが、ちょっと安心。
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コメント
(彼女はこんなにもあんたに夢中なんだ。良かったな。だから、)「明るくなれよ、モリッシー」って感じ?(笑)
「喜べよ」とか「元気出せよ」でもいいんですけど、暗さが持ち味のモリッシーに対して言うセリフとしては、「明るくなれよ」の方が面白いと勝手に思っています。
彼女がモリッシーにどっぷり入れ込んでいて、いちいち比べられたら…それは屈折した気分になりますよね(^^;)
投稿: skysong | 2008年5月31日 (土) 14:39
>skysongさま
明るくなれよ。
ははは。確かにそうですね。
このアルバムには他にも『Photoshop』なる曲が収録されていて、
Photoshop me out of your life♪
Photoshop me out of your life♪
なんて歌っています。ロン兄のセンスはほんと面白いです。
投稿: kensuke | 2008年6月 1日 (日) 10:14
SPARKSまだがんばってるんですね。
モリッシーと言えば、meat is murderというアルバム名だったかな?を聞いた時、悲しそうな牛の鳴き声入ってて、しばらく牛肉食べられなかったことを、つい最近思い出したばかりでした。
投稿: ともこ | 2008年6月 5日 (木) 23:43
>ともこさま
こんばんは。
SPARKS、がんばってますよ!
…と思います。
ところでそう。the smithsです。
僕は『meat is murder』を聴いて、「murder」という言葉を人間以外に対しても(使おうと思えば)使えることを、初めて知りました。
お肉はすべて、ありがとうと思いながら、ためらわずに食べることにしています。
投稿: kensuke | 2008年6月 7日 (土) 23:18