ベスト・オブ・アニーさん
Annie Lennox : The Annie Lennox Collection (amazon)
Annie Lennoxのソロ期のベスト盤が出ました。DVD付き2枚組というパッケージもあって、もちろんそっちを入手。4枚のソロアルバムから順当に選ばれていますが、新録音が2曲入っていて、ひとつはKEANEのメンバーによる書き下ろし。もうひとつはAshのカヴァー。まあAnnieさんが歌うと何でもAnnieさんの歌みたいになるんだけれど、この人選は…もしかして娘さんたちからのリクエストでは?と勝手に推測。
過去のアルバムに未収録の曲では、フランシス・フォード・コッポラ監督の(わりとガサツな)映画『ドラキュラ』のために書かれた『Love Song for a Vampire』が入っています。儚い響きのこの曲、コッポラの作品よりニール・ジョーダン監督の(わりと繊細な)映画『インタビュー・ウィズ・バンパイア』(原作:アン・ライス)に似合うよなあと思った(ホントだよ)ものですが、ライナーで「アン・ライスの小説にインスパイアされた」とAnnieさん自身が書いていて、膝をぽん。
映画のための曲ということなら、今回収録されていないけれど、他にも『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』(とても面白い)のための書き下ろし2曲や、珍しいところでは『アベンジャーズ』(とても面白くない)のサントラに収録された、『Mama』(Sugarcubesのカヴァー)などもあるのにな。もっと珍しいところでは、『アポロ13』(とてもフツー)でのヴォイス・パフォーマンスがあります。観たかたはご存知でしょうが、宇宙空間の映像に合わせてAnnieさんがアカペラ即興で「宇宙を歌う」…という摩訶不思議な録音です。もちろんこのベストには入っていません。『Annie Lennox : Songs For Films』なんてアルバムも出してくれないかな。買います。話がそれました。
DVDのほうは、『Walking On Broken Grass』のPVがきちんと収録されているのが嬉しいです。中世ヨーロッパと思しき貴族社会を舞台に男女が痴話喧嘩を繰り広げるビデオなのですが、Annie Lennoxというひと自身が表情も身体も本当に「演技ができちゃう」ひとなので、このビデオの相手役にはジョン・マルコヴィッチ、ヒュー・ローリーといった本職の俳優が出演しています。セットも衣装も素晴らしい。…が、それだけにもうちょっといい画質で収録して欲しかったなあ。まあ、ぜいたくは言うまい。言ってますけど。
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